研修・教育関連商材のテレアポ平均アポ率は?HR・研修とHR・IT研修の実測データを分析【2026年】

企業向け研修・教育サービスのテレアポでは、どの程度のアポイント率が期待できるのでしょうか。

株式会社aworthzの「BtoBテレアポ実態調査2026」では、HR・研修のアポ率は5.47%、HR・IT研修は3.65%でした。HR・研修は15,942コール、HR・IT研修は1,505コールが対象です。

2カテゴリーを合算すると17,447コール、927アポイントで、アポ率は5.31%となります。

本記事の数値は株式会社aworthzの実運用データに基づくものであり、研修・教育業界全体の平均値ではありません。

HR・研修は教育機関全体を示す分類ではなく、主に階層別研修などを指しています。また、HR・IT研修は、主にIT教育研修を指しています。

本記事では、両カテゴリーの3指標を比較し、企業向け研修サービスの新規開拓における実務上の改善ポイントを解説します。

目次
  1. 研修・教育関連商材のテレアポ平均アポ率は何%?
    1. HR・研修とHR・IT研修の実測データ
    2. HR・研修のアポ率5.47%は21カテゴリー中2位
    3. HR・IT研修のアポ率は3.65%
  2. 研修・教育関連商材のテレアポデータから分かった3つの特徴
    1. 1. HR・研修は担当接触率48.94%で21カテゴリー中最高
    2. 2. HR・研修とHR・IT研修の担当接触率には11.40ポイントの差がある
    3. 3. HR・研修は担当接触後のアポイント転換割合も高かった
  3. 100コール換算で見る研修関連商材の営業ファネル
  4. アポ率・担当接触率・接触後アポ率の違い
    1. アポ率
    2. 担当接触率
    3. 接触後アポ率
  5. 研修・教育関連商材でテレアポの成果を高めるための実務ポイント
    1. 1. 研修テーマごとにターゲット企業を分ける
    2. 2. 人事部門だけでなく研修の利用部門を確認する
    3. 3. 研修内容ではなく育成課題を起点に訴求する
    4. 4. 研修の実施時期と検討状況を確認する
    5. 5. アポイント取得条件を明確にする
  6. 他カテゴリーと比較すると研修関連商材のアポ率は高い?
  7. よくある質問
    1. 企業研修のテレアポ平均アポ率は何%ですか?
    2. IT研修サービスのテレアポアポ率は何%ですか?
    3. 企業研修の担当接触率はどのくらいですか?
    4. 研修サービスのテレアポでアポ率が低い場合は何を改善すべきですか?
    5. 研修サービスのテレアポを外注する際は何を確認すべきですか?
  8. 調査概要・出典
  9. まとめ

研修・教育関連商材のテレアポ平均アポ率は何%?

HR・研修のアポ率は5.47%、HR・IT研修は3.65%です。 2カテゴリー合算では5.31%でした。

HR・研修とHR・IT研修の実測データ

商材カテゴリーコール数担当接触数アポイント数アポ率担当接触率接触後アポ率
HR・研修15,9427,8028725.47%48.94%11.18%
HR・IT研修1,505565553.65%37.54%9.73%
2カテゴリー合算17,4478,3679275.31%47.96%11.08%

出典:株式会社aworthz「BtoBテレアポ実態調査2026」。カテゴリー別の件数は親調査の公開値に基づいています。

HR・研修はHR・IT研修より、アポ率が1.82ポイント、担当接触率が11.40ポイント、接触後アポ率が1.45ポイント高い結果でした。

特に担当接触率の差が大きく、HR・研修は48.94%、HR・IT研修は37.54%となっています。

出典:株式会社aworthz「BtoBテレアポ実態調査2026

2カテゴリー合算値は、件数を合算してから再計算しています。

  • アポ率:927 ÷ 17,447 × 100 = 5.31%
  • 担当接触率:8,367 ÷ 17,447 × 100 = 47.96%
  • 接触後アポ率:927 ÷ 8,367 × 100 = 11.08%

HR・研修のアポ率5.47%は21カテゴリー中2位

HR・研修では、15,942コールから872件のアポイントを獲得しました。

アポ率5.47%は、21カテゴリー中2番目に高い結果です。また、担当接触率48.94%は21カテゴリー中最も高い数値でした。

ただし、順位は今回のaworthz実運用データに限ったものであり、企業研修サービスが他商材より営業しやすいことを証明するものではありません。

HR・IT研修のアポ率は3.65%

HR・IT研修では、1,505コールから55件のアポイントを獲得しました。

アポ率3.65%、担当接触率37.54%、接触後アポ率9.73%です。

HR・研修と比べると、3指標のいずれも低い結果でした。

ただし、HR・IT研修のコール数はHR・研修の約9.4%であり、母数が大きく異なります。単純に商材の優劣として比較することは適切ではありません。

研修・教育関連商材のテレアポデータから分かった3つの特徴

1. HR・研修は担当接触率48.94%で21カテゴリー中最高

HR・研修は15,942コールのうち7,802件で担当者へ接触しました。

担当接触率48.94%は、21カテゴリー全体の37.14%を11.80ポイント上回っています。

今回のデータでは、担当者へ到達できた割合が比較的高いカテゴリーでした。

企業向け研修サービスでは、人事部門、人材開発部門、研修担当者などが提案先として考えられます。

ただし、担当部署の特定しやすさが高い接触率の原因だったかどうかは、今回の集計からは分かりません。

営業活動を改善する際は、対象企業の研修体制、担当部署、呼び出し方などを個別に確認する必要があります。

2. HR・研修とHR・IT研修の担当接触率には11.40ポイントの差がある

HR・研修の担当接触率は48.94%、HR・IT研修は37.54%でした。

差は11.40ポイントです。

一方、接触後アポ率の差は、HR・研修11.18%に対してHR・IT研修9.73%で、1.45ポイントでした。

この比較では、最終アポ率の違いを考えるうえで、担当接触率の差が重要な観察ポイントになります。

IT研修関連サービスの営業では、研修担当者だけでなく、情報システム部門、DX推進部門、事業部門などが検討に関与する場合があります。

そのため、対象企業において誰が研修の必要性を判断し、誰が導入を決定するのかを整理することが重要です。

ただし、担当部署の違いが今回の数値差を生んだと断定することはできません。

3. HR・研修は担当接触後のアポイント転換割合も高かった

HR・研修は7,802件の担当接触から872件のアポイントを獲得し、接触後アポ率は11.18%でした。

HR・IT研修は565件の担当接触から55件のアポイントを獲得し、接触後アポ率は9.73%です。

今回の集計では、HR・研修は担当者への到達割合だけでなく、接触後のアポイント転換割合もHR・IT研修を上回りました。

ただし、研修内容、対象企業、提案条件、アポイント取得基準などが異なる可能性があるため、研修内容そのものが差の原因だとは判断できません。

100コール換算で見る研修関連商材の営業ファネル

100コールあたりの担当接触数とアポイント数に換算すると、HR・研修は約48.94件の担当接触・約5.47件のアポイント、HR・IT研修は約37.54件の担当接触・約3.65件のアポイントに相当します。

出典:株式会社aworthz「BtoBテレアポ実態調査2026

HR・研修とHR・IT研修の違いを、最終的なアポイント数だけでなく、担当者へ接触する段階から確認できます。

HR・IT研修の新規開拓では、アポイント獲得のトーク改善だけでなく、担当部署の選定や営業リストの精度を検証することも重要です。

なお、100コール換算値は実測データから算出した参考値であり、実際に100コールを行った場合の成果を保証するものではありません。

両図表の数値はaworthzの実運用データに基づくものであり、研修・教育業界全体の平均値ではありません。

アポ率・担当接触率・接触後アポ率の違い

研修・教育関連商材の営業では、最終アポ率だけでなく、担当者への到達と接触後の転換を分けて確認することが重要です。

アポ率

アポ率=アポイント数÷コール数×100

コール全体のうち、アポイントにつながった割合です。

HR・研修では5.47%、HR・IT研修では3.65%でした。

担当接触率

担当接触率=担当接触数÷コール数×100

事前に定義した担当者へ接触できた割合です。

HR・研修では48.94%、HR・IT研修では37.54%でした。

接触後アポ率

接触後アポ率=アポイント数÷担当接触数×100

担当者へ接触できた後、アポイントに転換した割合です。

HR・研修では11.18%、HR・IT研修では9.73%でした。

最終アポ率が低い場合、担当者へ接触できていないのか、接触後に商談を設定できていないのかを分けて分析する必要があります。

研修・教育関連商材でテレアポの成果を高めるための実務ポイント

ここからは、aworthzの新規開拓支援における実務上の考察です。以下の施策による改善効果が今回の調査で実証されたという意味ではありません。

1. 研修テーマごとにターゲット企業を分ける

企業向け研修には、管理職研修、新入社員研修、営業研修、IT研修など、異なる目的があります。

例えば、管理職研修では管理職育成の課題、IT研修では対象となる職種や必要な技術スキルが検討条件になり得ます。

営業リストは、研修テーマと対象企業の課題が一致するように設計することが重要です。

2. 人事部門だけでなく研修の利用部門を確認する

企業研修では人事部門が窓口になる場合がありますが、すべての研修を人事部門だけで判断するとは限りません。

IT研修では情報システム部門や開発部門、営業研修では営業部門などが研修内容の検討に関与する場合があります。

対象企業ごとに、研修の企画担当者、利用部門、決裁に関与する役職を整理する必要があります。

3. 研修内容ではなく育成課題を起点に訴求する

研修サービスのテレアポでは、カリキュラムを説明するだけでは、相手企業が商談の必要性を判断しにくい場合があります。

例えば、管理職研修であればマネジメント上の課題、IT研修であれば必要なスキルや育成体制など、対象企業が抱える課題に結び付けて提案することが重要です。

ただし、初回の電話で詳細な育成計画をすべて確認しようとせず、商談の必要性を判断できる範囲に質問を絞ることも大切です。

4. 研修の実施時期と検討状況を確認する

企業研修では、年度計画や人材育成方針に沿って検討が進む場合があります。

そのため、現在の検討状況や研修の実施予定時期を確認することが、商談の目的を整理するうえで役立ちます。

ただし、企業によって研修の計画方法は異なります。特定の時期に必ず需要が高まると決めつけず、対象企業の状況に合わせてアプローチする必要があります。

5. アポイント取得条件を明確にする

研修サービスの営業では、商談を設定できたことと、研修導入の検討が進むことは同じではありません。

例えば、対象となる受講者、研修目的、実施時期、担当者の役割などが、商談内容に関わります。

aworthzでは、アポイント数だけでなく、受注につながる商談を重視しています。

そのため、取得条件を整理し、架電時の訴求と実際の商談内容が一致しているかを確認することが重要だと考えています。

他カテゴリーと比較すると研修関連商材のアポ率は高い?

HR・研修の5.47%は21カテゴリー全体の3.78%を上回りました。一方、HR・IT研修の3.65%は全体をわずかに下回っています。

カテゴリーコール数アポ率担当接触率接触後アポ率
HR・研修15,9425.47%48.94%11.18%
HR・IT研修1,5053.65%37.54%9.73%
HR・新卒10,7844.16%45.38%9.17%
SaaS17,7523.31%29.72%11.12%
システム(AI含む)7,8804.97%43.49%11.44%
21カテゴリー全体193,0263.78%37.14%10.19%

出典:株式会社aworthz「BtoBテレアポ実態調査2026」。

例えば、HR・研修とシステム(AI含む)の接触後アポ率はそれぞれ11.18%、11.44%と近い一方、担当接触率は48.94%、43.49%と異なります。

また、HR・IT研修とSaaSではアポ率に差があるものの、対象商材や担当部署、アポイント取得条件が異なります。

そのため、今回の数値をもって研修サービスが他商材よりテレアポに適しているとは判断できません。

よくある質問

企業研修のテレアポ平均アポ率は何%ですか?

aworthzのHR・研修カテゴリーのアポ率は5.47%でした。 15,942コールから872件のアポイントを獲得した結果です。企業研修市場全体の平均ではなく、aworthzの実運用データにおける実測値です。

IT研修サービスのテレアポアポ率は何%ですか?

HR・IT研修カテゴリーのアポ率は3.65%でした。 1,505コールから55件のアポイントを獲得しています。担当接触率は37.54%、接触後アポ率は9.73%でした。

企業研修の担当接触率はどのくらいですか?

HR・研修の担当接触率は48.94%でした。 15,942コールのうち7,802件で担当者へ接触しています。今回の21カテゴリー中で最も高い結果ですが、業界全体の平均値ではありません。

研修サービスのテレアポでアポ率が低い場合は何を改善すべきですか?

まず担当接触率と接触後アポ率を分けて確認することが重要です。 担当者へ接触できていない場合は営業リストや担当部署、接触後に商談へ転換できていない場合は研修課題への訴求や商談設定理由を検証します。

研修サービスのテレアポを外注する際は何を確認すべきですか?

研修テーマへの理解、ターゲット設計、担当部署の選定、アポイント取得条件、改善体制を確認することが重要です。 管理職研修とIT研修では提案対象や検討条件が異なるため、商材に合わせた営業設計ができるかを比較しましょう。

調査概要・出典

項目内容
調査名BtoBテレアポ実態調査2026
調査主体株式会社aworthz
調査期間2025年10月1日〜2026年8月31日
調査対象BtoB新規開拓支援として実施した270商材
カテゴリー別分析対象193,026コール、21カテゴリー
全体担当接触数71,695件
全体アポイント数7,304件
本記事の対象HR・研修、HR・IT研修
2カテゴリー合算コール数17,447件
2カテゴリー合算担当接触数8,367件
2カテゴリー合算アポイント数927件

本調査は、aworthzが実際のBtoB新規開拓支援で蓄積した運用データを集計したものです。

アポイントとは、案件ごとに事前設定した取得条件に則って獲得した商談を指します。

担当接触とは、案件ごとに事前設定した担当者定義に該当する相手へ接触できた状態を指します。

本記事の2カテゴリー合算値は、各カテゴリーの件数を合算してから再計算しています。

本調査は研修・教育業界全体の平均値を示すものではありません。また、カテゴリー間の数値差が研修内容そのものによって生じたことを証明するものでもありません。

調査完全版:BtoBテレアポ実態調査2026

公開CSV:BtoBテレアポ実態調査2026・カテゴリー別データ

まとめ

研修・教育関連商材の実測データから、次の3点が確認できました。

  1. HR・研修は15,942コールでアポ率5.47%、担当接触率48.94%、接触後アポ率11.18%だった。
  2. HR・IT研修は1,505コールでアポ率3.65%、担当接触率37.54%、接触後アポ率9.73%だった。
  3. 2カテゴリー合算では17,447コール、927アポイント、アポ率5.31%だった。

今回の結果から、企業向け研修サービスの新規開拓では、最終アポ率だけでなく、担当者への接触工程と接触後のアポイント転換工程を分けて分析することが重要だと考えています。

また、管理職研修、営業研修、IT研修などでは、対象企業や担当部署、育成課題が異なります。

そのため、商材に合わせたターゲット設計、営業リスト作成、担当者定義、訴求内容、アポイント取得条件の設定を一貫して行う必要があります。

株式会社aworthzでは、BtoB企業向けに完全成果報酬型のテレアポ代行サービスを提供しています。業界や商材に応じたターゲット設計・リスト作成・トーク改善から商談獲得まで支援しています。

企業研修・IT研修サービスの新規開拓について、営業課題を整理する段階からご相談いただけます。